全世界絶賛のファンタジーコミック、白浜鴎『とんがり帽子のアトリエ』待望のアニメ化決定!
4月5日に講談社さんよりファンタジーコミック『とんがり帽子のアトリエ』待望のアニメ化が発表されました。
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とんがり帽子のアトリエとは??
とんがり帽子のアトリエ』(とんがりぼうしのアトリエ)は、白浜鴎による日本のファンタジー漫画。講談社の『月刊モーニングtwo』にて、2016年9月号(2016年7月22日発売)から連載中。また佐藤宏海作画によるスピンオフ作品『とんがり帽子のキッチン』(とんがりぼうしのキッチン)が同誌にて2020年1月号より連載中。
あらすじ
小さな村の少女・ココは、幼いころから魔法使いにあこがれていた。だが、 生まれた時から魔法を使えない人は魔法使いになることはできず、ココは諦めて母の仕事である仕立て屋を手伝っていた。
ある日、仕立て屋に来た客の魔法の馬車が壊れ、居合わせた魔法使いのキーフリーが修理することになり、ココは魔法をかけるところを誰にも見られないように見張りを頼まれる。しかしココは魔法への興味からキーフリーが魔法陣を書いているところを覗き見し、昔祭りで買った「魔法の絵本」が魔法をかけるために必要な魔法陣を書くお手本で、その時に貰った「おまけのペンとインク」がその魔法陣を書くためのものだと気づいた。
その夜、こっそり絵本の魔法陣を書き写して禁術である魔法を発生させていたとき、キーフリーが現れて魔法陣からココを引き離すが直後、描いた魔法陣でココの母は家ごと石化する。ココから絵本の話を聞いたキーフリーは、彼女に絵本を売った者を追うため、そしてココの母を助けるため、知らざる人であるココの記憶を消去せず、弟子にした。こうしてキーフリーのアトリエで、ココは魔法使いの修行を始めることになる。その目標は、失われた「魔法の絵本」の複製を所蔵する「図書の塔」に入る資格を得ること。
魔墨を買いに行った時、ココに魔法の絵本を売ったつばあり帽を見かけ、追いかけた先で危機に陥るがテティア、リチェ、アガットと協力し、ことなきを得る。
世界観
魔法は“世界にを豊かにする便利な奇跡”だが、“生まれたときから魔法の力を持つ者”にしか使えないとされている。が、これらの条件は表向きのもので、実際には特殊なインク「魔の墨」を用い法則に従った「魔法陣」を描くことで、誰にでも魔法を使うことができる。しかしこの事実は魔法使いでない者たちには伏せられ、魔法使いは彼らを「知らざる者」と呼んでいる。他にも、“結託の日”以前の旧時代に魔法使いが災いを齎したことから、現在では魔法に関して様々な禁忌や制約があり、それらに従う魔法使いは、つばのない「とんがり帽子」をかぶる。なお、それらの制約に従わない魔法使いは、旧時代の魔法使いの印である「つばあり帽」をかぶっている。
魔法使いの多くは知らざる者との接触を避けるため、大講堂やその麓の町に住居を構えている。
社会的評価
2018年には第13回全国書店員が選んだおすすめコミック(日本出版販売)一般部門1位に選ばれた。
2020年7月25日、講談社は「とんがり帽子のアトリエ」英語版が、米国の漫画賞アイズナー賞の最優秀アジア作品賞を受賞したと発表した。 同年、ハーベイ賞BestManga部門を受賞した。
2020年12月時点で全世界累計発行部数は250万部を記録している。