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雑記

ツバメの巣は幸運の象徴!
燕の巣がある家は縁起がいい!は本当なのか?

小さい頃、じーさんやばーさんに

『ツバメの巣は幸運の象徴!燕の巣がある家は縁起がいい!』

なんてよく言われましたが、この時期になると、つばめの鳴き声を聞くことが多く、

そんな事をふと、思い出したのでちょいと調べてみたいと思います。

ツバメの巣が幸運の象徴とされる理由

春から梅雨が始まる頃に家の軒先に巣を作るツバメ。

このツバメの巣は、実は幸運の象徴とされています。

ではどうして、ツバメの巣が幸運の象徴とされているのでしょうか??

実は、そこにはさまざまな理由があったようです。

ツバメの巣が幸運の象徴と考えられている理由について解説します。

「へぇ~・・・なるほど」と思うような理由もありますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

ツバメが巣を作ることで玄関が綺麗になるから 

ツバメが巣を最も多く作るも場所は、玄関先のようです。

玄関先が一番ツバメにとって巣が作りやすい環境・条件が整っているからのようです。

ツバメの巣の下は糞がたくさん落ちることになります。

餌を運んできた親鳥が巣の下に糞を落とす為、

玄関先にツバメの巣がたくさん落ちていたら、見た目もあまりよろしくありません。

そこで、多くの人はこまめに掃除をするでしょう。

玄関は幸運の出入り口と考えられていて、玄関を美しく清潔に保つことで、

多くの幸運が舞い込むと考えられているようです。

ツバメの巣が玄関先にあると、無意識にこまめに掃除をすることになり、

玄関はいつもきれいで清潔に保たれます。

すると、多くの幸運が舞い込むことになるため、

ツバメの巣は幸運の象徴とされているそうです。

ツバメは鬼門に巣を作らないから(風水)

実はツバメは鬼門にあたる方角や場所に巣を作らないとされているようです。

理由は良く分かっていないようですが、ツバメの巣の位置を確認したところ、

鬼門にあたる位置にはツバメの巣がなかったのだそうです。

鬼門は家などの建物を建てる時、大変重視される場所で、

災いはこの鬼門からやってくるとされています。

風水では、鬼門にあたる位置は悪いエネルギーのたまり場だと考えられていて、

そのような場所では災いが起こりやすいのです。

ツバメが巣を作るということは、その場所は鬼門ではないということの証になり、

これを言い換えると、『幸運がたくさん舞い込んでくる場所』ということのようです。

そのため、ツバメの巣は幸運の象徴だと考えられているのみたいです。

ツバメの巣ができると害虫がいなくなるから

ツバメの主食は小さな虫です。

特に子育て期間中のツバメは夫婦そろってたくさんの小さな虫を捕らえます。

子供にもご飯を上げないといけませんし、ツバメの親鳥も運動量が多くなるので

たくさん餌を食べて、エネルギーを補給しなければいけなくなります。

子供たちの分と自分の分の餌がたくさん必要になるということは、

それだけたくさんの小さな虫が必要になるということです。

ツバメにとって主食となる小さな虫の多くは、人間にとっては害虫にあたるものです。

蚊や小さなハエがそれらにあたります。

これらは人間にとっては嫌な虫・・・

ツバメはそれらをこまめに食べてくれるのです。

ツバメの巣ができると、人間にとって害虫とされている虫をたくさん

食べてくれることになり、その結果、害虫がいなくなります。

害虫は悪い病気を蔓延させる原因になりますが、それらがいなくなりますから、

人間にとってはとても幸運なことです。

そのため、ツバメの巣は人間にとって幸運の象徴とされているのです。

ツバメの巣ができると自然災害に見舞われない

ツバメの巣ができると、自然災害に見舞われないと言われています。

ツバメが巣を作るということは、

そこで子供を育てて子孫を残そうとしているということです。

自分の子孫を残すために作った巣が自然災害に見舞われてしまっては、

子育てができなくなってしまい、子孫を残すことができません。

動物には人間以上に本能というものが大変発達していると言われています。

それは、動物が人間よりもずっと自然と共に生きているからでしょう。

ツバメも同じで、自然に対する危機感や本能がとても鋭くなっています。

巣作りをする時、自然災害で巣がつぶれてしまうような場所には

選ばないとされているのです。

巣ができたということは、そこはツバメにとって安心して子育てができる場所です。

自然災害の心配がないということが予想されるため、幸運の象徴とされています。

ツバメの巣は穏やかな人の集まる場所にできるから

ツバメは穏やかな人が集まる場所に作ると言われています。

何故なら、穏やかな人は動物の巣を壊したり撤去したりしないからです。

ツバメが巣を作ったということは、

そこに住んでいる人は穏やかな人が多いということです。

穏やかな人には同じような穏やかな人が集まります。

それは良好な人間関係を築くことができると解釈できるため、

幸運の象徴とされているのです。

ツバメに巣を作ってもらうには?

ツバメに巣を作ってもらいたい、と思う人もいるでしょう。

ですが、ツバメにはツバメの都合がありますから、

なかなか思う通りに巣を作ってくれるとは限りません。

ただ、ツバメが巣を作ってくれる可能性を高めることはできます。

そこで、ツバメに巣を作ってもらうための方法をいくつかご紹介します。

巣作りしやすい棚を設置する

ツバメに巣を作ってもらいたいのなら、巣作りしやすい棚を設置してあげましょう。

ただし、いくつかの注意点があります。

まず、巣を作る場所は安定したところを選びましょう。

玄関先なら街灯の近くや玄関の屋根の骨組みのあたりが良いでしょう。

街灯の近くなら小さな虫も寄ってきますから、子育てにぴったりです。

また、巣作りのための台を作る場合には、必ず手袋をしてください。

ツバメに限らず、野生の動物は人間の臭いを嫌います。

人間の臭いがついてしまうと、その場所がツバメの巣作り最適であっても

避けられてしまいます。

必ず手袋をして、人間の臭いがつかないようにしてください。

天敵を定期的に追い払う

ツバメの天敵を定期的に追い払うことも大切です。

ツバメにとっての天敵はカラスや蛇です。

これらを定期的に追い払うことで、ツバメはその場所が安全だと判断して、

巣を作ってくれる可能性が高まります。

まとめ

ツバメの巣は、昔から日本では幸運の象徴として大切にされてきました。

それだけ日本人とツバメは昔から深い絆で結ばれていたということです。

最近、ツバメの巣が減ってきているとの声も上がってきています。

もし機会があるなら、ツバメが巣を作りやすい環境を整えてあげてみてください。

きっと幸運もいっしょに運んできてくれると思います。

糞が落ちるのは、子育て期間中の2週間程度のことですので、

上手に工夫してツバメと付き合えるといいですね。

日本で見られるツバメの種類についてさらに詳しく知りたい方は、

『日本のツバメの種類、6種全ての特徴をご紹介!』

なんてサイトもありましたので、もし良かったらご覧ください。

以上、参考になれば幸いです。