岡山理科大と北海道大などのチームは10日、北海道中川町の約8300万年前(白亜紀後期)の地層から見つかった恐竜の化石が、長いかぎ爪が特徴のテリジノサウルス科の新属新種と判明し、「パラリテリジノサウルス・ジャポニクス」と命名したと発表した。ギリシャ語とラテン語で「日本の海岸にすむテリジノサウルス」を意味するという。
チームによると、体長は推定2~3メートル。テリジノサウルスの中でも特に爪が細長く、熊手のように木の枝をたぐり寄せて葉っぱを食べていたとみられる。
見つかった骨は五つで、このうち約10センチある指先の骨の突起や膨らみなどの特徴から新種と判断した。<共同通信引用>
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いつから調査してたのだろうか・・・
研究グループは、22年前の平成12年に北海道北部の中川町で地元の化石愛好家が見つけた恐竜の化石について詳しい解析を進めていました。
その結果、指先の骨の形状の特徴などから、およそ8300万年前の白亜紀後期に、海岸に生息していたテリジノサウルス類の仲間の新種と認定されました。
小林教授は、「日本で新しい恐竜の名前がついてうれしい。将来もっと多くの恐竜が日本で見つかる可能性があり、恐竜の研究も深まることが期待できる」と話しています。
モンスターハンターでも新種追加・・・
同じタイミングでニュースになっていたので、北海道の恐竜と混乱してしまったのですが、モンハンでも新たに3体のモンスターが発表されたようで、『モンスターハンター4G』でメインモンスターだった「千刃竜 セルレギオス」が復活するほか、「氷人魚竜 イソネミクニ亜種」と「溶翁竜 オロミドロ亜種」も加わることも明らかになった。
『モンスターハンターライズ:サンブレイク』から登場するマスターランクのクエストでは、アケノシルムやティガレックスなどの既存のモンスターについても調整が施されるとのことだ。
千刃竜 セルレギオス
デデ砂漠などの乾燥帯を中心とした地域で目撃情報が挙がるようになった大型の飛竜種。
「刃鱗」と呼ばれる刃物のように鋭い金色の鱗に身を包むその姿から《千刃竜》の異名でも知られる。
独特な進化と発達を遂げた翼や後脚、そして鼻先から後方に向けて伸びる角が特徴。
縄張り意識と闘争心が非常に強く、他種の大型モンスターと激しい戦闘を繰り広げる光景も目撃されている。
その戦闘力と攻撃性は、生半可な実力のハンターでは一太刀も浴びせる事はできないと言われるほどに高い。
あるハンターからは休息を取っていたリオレイアに突然襲い掛かり、
その場から追い立ててしまったという報告も挙げられている。
大雑把なシルエットはワイバーンレックスに代表される原始的な飛竜に似ているが、
実際には翼に生える爪で姿勢を制御しているという他に類を見ない骨格を持つ。
特筆すべきはその飛行能力で、
“空の王者たるリオレウスに空中で唯一対抗できるモンスター”と評されるほどに高く、
火竜リオレウスと並び立つ「天上最大の実力者」として知られる。
氷人魚竜 イソネミクニ亜種
その幻想的な姿から「氷人魚竜」と呼ばれるイソネミクニの亜種。
冷気で周囲を凍らせ、素早く滑ってきて攻撃を仕掛けたり、強力な氷ブレスを吐き出すことで縄張りに侵入した獲物を追い詰める。
溶翁竜 オロミドロ亜種
溶岩洞に生息し、通常種と異なり泥ではなく溶岩を使うことから「溶翁竜」と呼ばれるオロミドロの亜種。
体内から地面を溶かす特殊な溶解液を分泌し、自在に地中を潜り、溶岩や岩塊を生み出している。