6月22日のウェザーニュースで「猛暑見解2022」が発表されました。今年は平年より厚く、ピークを迎えるタイミングは太平洋高気圧とチベット高気圧が重なる7月後半と8月後半のようで、35度以上の猛暑日が続き、場所によっては40度前後の酷暑も予想されています。まだまだ日本全国を襲っている猛暑は続きそうですね・・・
聞いただけでも「もういいや・・・」となるような暑い夏・・・
もう暑くて死んじゃいますよね・・・そんな時に食べたくなるのは・・・
そうっ!!「キンキンに冷えたアイスクリーム」
その考えは今も昔も変わらないみたいで、紀元前の人々もアイスクリームで夏を快適に乗り切っていたのかもしれない・・・なんて言う噂も・・・
今回はそんなアイスクリームの事を書いてみたいとおもいます。
目次(押すとジャンプします。)
アイスクリームの歴史物語
旧約聖書にはアイスクリームの作り方が書かれている
みなさんご存じでした??どうやら旧約聖書にはアイスクリームの作り方が書かれているみたいなんです。
最古の記述とされているのは?
実はアイスクリームの原型にあたるものは、紀元前4世紀頃に存在していたようで、歴史において最古の記述とされているのが、ユダヤ教およびキリスト教の聖典「旧約聖書」冒頭の書「創世記」。
ミルクシャーベットに近かった?
イスラエル民族の最初の族長 アブラハムに息子のイサクが
「雪とヤギの乳を混ぜたもの」を飲ませた。と聖典「旧約聖書」の中にあるようで、それがアイスクリームの原型と言われているそうです。現代のシャーベットに近かったみたいです。
アイスクリームは健康食品!!?
古代ギリシャ・ローマの時代の兵士たちは、アイスクリームを健康食品として活用していたそうです。
かの英雄アレクサンドロス大王も、山の氷や雪に果汁や蜜をかけたものを兵士と共に食べ、疲労回復を行った。と言う記述も残されています。
勝海舟や福沢諭吉もアイスクリームの「とりこ」に!!
ちなみに・・・日本人が初めてアイスクリームを食べたのは、アレクサンドロス大王より2000年以上後、幕末の1806年のこと。
日米修好通商条約批准のため、勝海舟や福沢諭吉らを乗せた使節団は、米国の迎船でアイスクリームの「おもてなし」を受けたそうです。
その模様は「柳川日記」にこんな感じで記されています。
「味は至って甘く、口中に入るるに忽ち溶けて、まことに美味なり」
<柳川日記より引用>
歴史上の偉人達も見たこともないお菓子に目を丸くして、そのあまりの美味しさに衝撃を受けたようです。
気温によって変わる「かき氷」か「クリーム」か
気温が22~23度を超えるとアイスクリームが、30℃を超えると氷菓やかき氷が売れるようになる。と言われています。ってなワケで、氷菓・アイスクリームのランキングも調べてみました。
市販のかき氷(氷菓)売れ行きランキング 1位~5位
市販のアイスクリーム 売れ行きランキング 1位~5位
ちょっとした「まめ知識」
偉人が愛したスイーツ!!(アイスクリームでは無いのです・・)
「枕草子」に記述があって、ツタの樹液を煮詰めた蜜をかけていた。
宣教師から献上された金平糖に喜び、キリスト教布教を許しを与えた
14代将軍時、羊羹などの甘未の食べ過ぎで虫歯になり、21歳で亡くなる
お酒を嗜まなかった西郷さん。江戸で狩りの途中、休憩所でくず餅を食した
甘いものとご飯を一緒に食べるのが好きで、饅頭茶漬けが大好物。味覚高校生!!
たとえ虫歯になっても大丈夫!!
アイスの食べ過ぎで虫歯になっても大丈夫!!「ギラリと見える銀色の歯」なんて古い常識とはもうおさらば!!今後は白い歯も保険適用になるみたいですよ。
「銀歯古い? デジタル技術で変わる歯科医療」銀歯に変わるハイブリッド型コンポジットレジン...
まとめ
歴史上の英雄・偉人達もとりこにしてしまう「氷菓」「アイスクリーム」。
甘い物で少しくらい太ったっていいじゃないですか!!暑い時は遠慮なんかせずに、かき氷やアイスクリームを食べて、暑い夏を乗り切りましょう!!
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以上、参考になれば幸いです。