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競馬

国枝厩舎がダービーを意識する逸材
来年のダービー有力馬?ダノンザタイガー

ダノンさんの新馬が6月12日に新馬デビューするそうです。
セレクトセールで、「2億7000万円」と言う高額で落札されたようです。

厳選!2歳馬情報局(2022年版)第3回:ダノンザタイガー

牝馬三冠を果たし、芝の平地GI歴代最多の通算9勝という記録を樹立したアーモンドアイや、牝馬三冠を含めてGI通算5勝を挙げたアパパネなど、これまでに数多くの名馬を育て上げてきた美浦トレセンの国枝栄調教師。そんな名伯楽のもとから、今年も期待の2歳馬がまもなくデビューを迎える。

ダノンザタイガー(牡2歳/父ハーツクライ)である。

同馬は、世界的にも注目されている良血の1頭だ。母はアメリカ生まれのシーズアタイガー。デビュー4戦目のデルマーデビュータントS(アメリカ・オールウェザー1400m)でGI制覇を遂げている。

その後、GIブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズ(アメリカ・ダート1700m)でも1位入線。最終的には進路妨害で2着降着となったが、世代トップレベルの能力を見せつけた。その結果、エクリプス賞(アメリカ競馬の年度代表表彰)にて、最優秀2歳牝馬に選出された。

そして父は、日本のリーディングサイアーで常に上位に名を連ねるハーツクライ。こうした血統背景から、ダノンザタイガーはセレクトセールで2億7000万円(税別)の高値で取引された。

それほどの期待馬を、日本を代表する名トレーナーが手がけるとなれば、デビュー前から脚光を浴びるのは当然のことだが、陣営は同馬についてどう見ているのか。関東競馬専門紙のトラックマンがその様子を伝える。

「ダノンザタイガーはすでに長めからの追い切りを何本もこなしており、厩舎スタッフは『まだこれからの馬だけど、素質は高い。新馬では心配ないのでは』と好感触を得ていました。また、デビュー戦でコンビを組む川田将雅騎手も、調教で騎乗した際には『いい根性がある』というコメントを残しています」

初陣は、6月12日の2歳新馬(東京・芝1800m)。そこでの走りは大いに注目されるが、先のコメントにもあるとおり、陣営としては今後への期待のほうが大きいようだ。

「スタッフによれば、まだトモが緩く『完成は先』とのこと。それでも、水準以上の動きを見せており、デビュー戦に向けての『仕上がりはいい』と胸を張っていました。

距離については、『体型的に見ても長いところが合いそう』とスタッフ。続けて『1800m戦でおろして、2400mまでもたせたい』と話しており、早くもダービーを意識している様子でした」

数々のGIタイトルを獲得してきた国枝調教師だが、いまだダービーの勲章は手にすることができていない。はたして、ダノンザタイガーでその夢をつかむことができるのか。その可能性を探るうえでも、初陣の走りからは目が離せない。

河合力●文 text by Kawai Chikara

<Web Sportivaより引用>

ネットではこんな声も聞こえてきています

ダノンのオーナーはマイルから2000あたりに適性がある馬が好みだから。
オーナーの馬の好みとクラシックの適性が合致はしないんだよな。
また預ける厩舎も牡馬クラシックにあまり実績の無いところが多い。
ダノンプレミアムなんかも順調に行ってもダービーは取れたかどうか疑問。
引退したときに種牡馬価値のない長距離路線向きの馬にシフトしない限りダービーなんて難しいだろう。<Yahooコメント引用>

いずれにしても、明日の(6月12日)の新馬戦が楽しみです。