ガイアフォースが競り合いを制す
ガイアフォースがアスクビクターモアとの競り合いを制す 父キタサンブラックと父子制覇
19日、中山競馬場で行われたセントライト記念(3歳・GII・芝2200m)は、中団前から進出した松山弘平騎手騎乗の3番人気ガイアフォース(牡3、栗東・杉山晴紀厩舎)が、1番人気アスクビクターモア(牡3、美浦・田村康仁厩舎)とのゴールまで続いた競り合いを制し、これにアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分11秒8(稍重)。
道中は先行集団を前に見る好位
道中は先行集団を前に見る好位の外側。絶好のポジションにつけてうまく脚をためると、3角過ぎの勝負どころから一気にスパートして、直線半ばからは先に抜け出しを図ったアスクビクターモアとのマッチレースの様相に。最後はしぶとく脚を伸ばす1番人気をアタマ差抑え込んで重賞初タイトルを獲得した。勝ち時計は2分11秒8(稍重)。3着ローシャムパークまでが10月23日に行われる本番の優先出走権を手に入れた。
鞍上の松山は「いいポジションを取ることができました。上位人気馬を見る形で進めてねじ伏せにいきましたが、最後までよく頑張ってくれました」とパートナーの勝負根性を称賛。最後は「ケガがありましたが、陣営が立て直して素晴らしい状態で出走することができたのが一番です。今後もこの馬と一緒に歩んでいきたいと思わせてくれるパフォーマンスでした」と本番へむけて期待を膨らませていた。
勝ち馬のプロフィール
ガイアフォース 5戦3勝(牡馬3・栗東・杉山晴紀)
父キタサンブラック
母ナターレ
母父:クロフネ
馬主:KRジャパン
生産者:追分ファーム
はやりのサンデーサイレンス3×4に加え、
ノーザンテースト5×4のクロスを持つガイアフォース
セントラル記念 全着順
1着 ガイアフォース
2着 アスクビクターモア
3着 ローシャムパーク
4着 セイウンハーデス
5着 ラーグルフ
6着 ボーンディスウェイ
7着 オニャンコポン
8着 キングズパレス
9着 ショウナンマグマ
10着 ベジャール
11着 サイモンバロン
12着 ロンギングエーオ
13着 マテンロウスカイ
3着までの馬には『菊花賞』の優先出走権が付与されられます
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